ALC-3

私のこの話を、まとめて昔の連邦の人たちに紹介してくれてる人がある日私にこう言ってきた。
「もっとネタないんですか?」
見た感じ混神さんそっくりで驚いた。
ネタがない以前に本編で私の出番がないからあまり皆さん私のこと知りませんよね。ですから。今日は私のことを知って貰おうと思います。

まずは自己紹介から。私は普段は晶と名乗ってるけど、本名は、
ﾌｪﾅｽﾃﾘｱﾙﾈｽ・ﾌｨｰﾈﾙﾗﾝｽ・ｱｰｽｷｰﾄﾝ・ﾗﾃｨｵ・ﾊﾞﾙ・ｶﾞﾝｶﾞﾙｽ・ﾗｰﾆｬﾗﾑｰｼﾞｬ・ﾍﾞｲﾘｱﾅ・ﾗﾙｽﾄﾑｰｼﾞｬ・ｿｳﾗ・ｵｰｼｬﾆｱﾇｽ
といいます。
アルファベット表記は、
Fenarstlianiarunis=Fianalrnias=Earthkiatin=Raitio=Bolir=Gungrius=Launearamugia=Veiriuane=Laurstmegia=Souara=Ocananeanith
です。
蒼藍王国の海の守護者にして、ラーニャラムージャ家より出でたるラルストムージャ家の正当なる後継者。即ち王を継ぐ者、ベイリアナ領主フェナスト公アースキートン･フィーネラス
という意味を持っているらしい。実際の名前にあたるのはﾌｨｰﾈﾙﾗﾝｽ･ｱｰｽｷｰﾄﾝだけ。
ちなみに母は、
ﾌｪﾄﾞﾚｳｽ･ﾊｰﾄﾞﾙﾅｰｽ･ﾎﾙﾄ･ﾊﾙﾅ･ﾘｰﾙｼｪﾙ･ﾗﾝｹﾞﾙﾊﾝｽ･ﾗｰﾆｬﾗﾑｰｼﾞｬ･ﾃﾙｽ･ｷｰｸ･ｿｳﾗ･ﾗﾙｽﾄﾑｰｼﾞｬ
アルファベット表記だと、
Fedreaus=Haudlenurse=Holt=Halna=Learshael=Rangielhanies=Launearamugia=Telsia=Kiciq=Souara=Laurstmegia
となる。
ラーニャラムージャ家より出でたるラルストムージャ家の当主にして、正当なる蒼藍王国の王をつとめる全治全統の女神。創造主ハルナ・ハードルナース
という意味を持つらしい。これも実際の名前にあたるのは、ﾊｰﾄﾞﾙﾅｰｽ･ﾎﾙﾄ･ﾊﾙﾅのところ。
フェドレウスは創造主の力を持っている人につけられる称号で、これをほかに持つのは、曾お婆さま、長相のリンさん、空官長の涼子さん、天医の真朱彌さんだけ。
涼子さんは、持っていると聞いただけで連邦戸籍上の名前しか教えて貰ってないからよくわからない。
（設定は存在しますが、本編中に登場させる予定は今のところありません。設定wikiには記載してあります。2013年9月1日追記　第53章にて、記述。ただ、めんどくさいので出る機会はかなり少ない）。
私の名前と母の名前を詳しく解説する。

まず私の名前。
フェナステリアルネスは、正統なという意味。フィーネルランスは、王の血筋を示す言葉。
ラティオは、一番上の子供という意味を持ち、ガンガルスで後継者。
ここまでをつなげると、正統な王の血筋の者の一番最初の子供であり後継者となる。
次に、ラーニャラムージャは、初の蒼藍王国の王家の姓。
バルは、そこから出るという意味。ラルストムージャは、母を創始とする、現在の蒼藍王国の王家の姓。
ベイリアナは、王宮があるベイリア大陸のこと。安住の地の意味もある。
ソウラは、そのまま蒼藍王国。オーシャニアヌスは、海の守護者という意味。ここで言う海は海洋でなく宇宙のこと。
名前はアースキートン
姓はフィーネラス。つまり、王族という意味。

今度は母の名前。
フェドレウスは、さっきも言ったとおり、創造主を示す称号。創造主＝蒼藍王族という事になる。
つまりこれだけで正式かつ正統な蒼藍王家の者であることを指す。ホルトは、長を示す称号つまり当主という意味を持つ。
ハルナは、神話に出てくる全知全能の女神ルナハを示す言葉。リールシェルは、女神。
ランゲルハンスは、全知全能という意味。
テルスは大して意味はなく接続詞のようなものって教えられた。
キークは国王のこと名前はハードルナース。
それでもって普段はﾊﾙﾅ･ﾘｰﾙｼｪﾙ･ﾗﾝｹﾞﾙﾊﾝｽしか使わない上に、
それが公文書で通っちゃったもんだからますます本来の名前を使わないスパイラルに。
まあ私が母の後を継いだら、母に習って改名することが決まってるの。
改名語の名前ももう決まってるんだけどそれがまた凄いことに。
その名前というのが、
ｱｰｽｷｰﾄﾝ･ﾎﾙﾄ･ｱｷ･ﾘｰﾙﾌｪﾙﾅ･ｱｰﾙﾍﾞﾘｵﾙ･ﾗｰﾆｬﾗﾑｰｼﾞｬ･ﾃﾙｽ･ｷｰｸ･ｿｳﾗ･ﾗﾙｽﾄﾑｰｼﾞｬ
アルファベット表記は、
Earthkiatin=Holt=arki=Learferinia=Earvireol=Launearamugia=Telsia=Kiciq=Souara=Laurstmegia
っていうかなり仰々しいの。
アキは、創世神話で女神ルナハが生んだ最初で最後の女神。リールフェルナは、リールシェルを継ぐ資格と素質を持つもの。
アールベリオルは、命を司る神の中でも最高位にいる神の名前で私の神名。私も「ｱｷ･ﾘｰﾙﾌｪﾙﾅ･ｱｰﾙﾍﾞﾘｵﾙ」だけで公文書を済ませる日が来るかも。

次に私の容姿だけど、私は右半身と左半身で全く違う側面を持っている。鏡を持ってきて右半身だけを写せば、母の顔に。左半身なら父の顔になる。
髪の毛に関して母譲りのとっても長い髪であり、私は何もしない素のままが良いんだけど、母が、なんて言うんだっけ？
まあいいや。とにかくストレートとポニーテールの中間のような、
かなり私からすれば中途半端な髪型にしたり（ハーフアップというそうな。）、
母と同じポニーテールにしたりする。お姫様だからってドレス着てオホホホなんてしてないよ。
そんな事してる奴が射たら逆に飛び膝蹴り食らわしてやる。そんな事言ってたら母に、
「あなたはもう少しおとなしい考え方を持ちなさい。」
って言われた。
ただ、母は、私が言ったことを実際に実行した上に跳び蹴りと踵落としの二段攻撃を別の相手に食らわせたらしい。
つまりは、母は、私以上に過激だったのだろうと結論つけようと思っていたら父が、
「涼子の方がもっと過激だぞ。」
といっていた。
たしか、すんごい上からの物言いの世間知らずで、自己中のお嬢様というかお姫様に裏拳食らわせた上に顔面膝蹴りをいれ、
そしてとどめとばかりにウエスタンラリアットを食らわせたらしい。
蒼藍王国の法律では王国主師関係者及び王族に対し、言いがかりや、高圧的態度をとり反撃に遭った場合は理由の如何を問わずにその人が悪いという決定がなされる。
まあそれはおいておいて、次は私の顔つきね。さっきも言ったけど私は顔の左と右で印象が異なる。
私の顔の右側は左側と比べておとなしい印象らしい。

私を含めて、蒼藍王族もとい母の世代より後の王家のほとんどが、国立藍蒼学院を出ている。
私の一番下の弟だけがスオウ学園に入ったけど結局藍蒼学院に転入した。聞いた話だとPTAのオバン達がいろいろと五月蠅かったらしい。
はおいておいて、昨日母にレールガンを食らいました。母の能力は木金水という分類になるらしく電気と水系統に対して異常な能力を持っています。
そして、母が使用する能力の中で最も危険かつ協力なのが神流砲。
この神流砲のうち、収束型無砲身神流砲の砲身を用いて発射されたのが、今回私が食らったレールガン。
まあ、なんで食らったのかと言えば、母の講義をさぼったから。
サボったにも理由がある。
母の講義と宮内省が決めた公務が重なり公務を優先したために講義に出られなかったのだ。
レールガンを食らう直前に母に来たメールでやっと母が許してくれたのだけど、もう時既に遅し、レールガンは発射された後だった。
ここで母のレールガンについて少々。
母のレールガンは、
射出時弾丸初速が平均432.59Mm/s。
射出可能弾丸重量が一発につき最大512.235kt。
弾丸化可能元素番号19-245。
エネルギー変換効率は 94593268ppm=945.93‰
射出時弾丸表面平均温度が、732MK（731,999,726.85℃）。
射出時弾丸保有エネルギー総数42.3GJ。
射出時平均電圧625Gv、同電流量、325MAm。
射出時仮想砲身構成磁力線螺旋最大延長、435.20Mm
電磁誘導性直進磁力線生成時間（最終発射準備完了時間）は最速で132.5ps（ピコセコンド）になる。
これは化け物戦艦リンクリスが有する超弩級巨大レールガンを除けば世界で最高最強のレールガンだ。

母は、今まで生きてきた中でのとあるトラウマから、
今現在節足動物恐怖症と先天性水棲動物性タンパク質拒絶型心不全という持病がある。
私も、どうしても、魚に触ることができない。
母が魚に関係有る施設に行こうとしないのはそこには水棲節足動物も少なからず居るからで、私もその気はある。
以前大型の市場で、祖父や祖母に何かお土産をと思い魚を品定めしていたとき、
ふと一匹の魚に触った瞬間、そこが勢いよくそったのだ。
後で聞けばウオノエという大型の寄生虫らしい。それ以来魚に触ることはおろか直視すらできない。切り身なら見れるし料理された物は美味しくいただけるんだけどね。

私は一回警察のお世話になったことがある。お世話になったと行っても保護された方だ。
蒼藍王族は遺伝子の関係かはたまた、そう言うものなのか知らないが、どうも胸が大きい女性しか居ない。
一番小さくて、判夢大叔母様のD程度だ。最大は現空官長の涼子さんでL。母がJで私はGである。
とにかく私を含め、蒼藍王族の女性は、男性から見たら魅力的に見える。でも王国内やラルト王国内ではそんな事はしない。
まあそんなこんなで、この前連邦に仕事で行ったとき、バスの中で胸を触られた上にここにはかけないことまでされました。
幸い、すぐそばに優しい（後で聞いたらLSN系列の人）が、乗っていたのでそのまま警察に連れて行って貰いましたが、
…あのやろー。今度見つけたら食肉業者に売りつけるしかなくなるほどにばらばらにしてやる。
といった対応しかしない警官が担当になってしまったので、仕方ない使いたくな無かった手を使うことになってしまった。
事件の当事者に蒼藍王国籍の非人類。簡単に言えば、蒼藍族が、一人でも居た場合、適用される刑法は、蒼藍王国のものになる。
これは、蒼藍王国の刑法が非常に厳しく抜け道が一切無いためであり、特に刑事事件で、当事者に蒼藍族が居ると、非常にその人はありがたがられる。
警察にとって、これほどまでに優しく味方となる刑法がほかに存在しないのだ。蒼藍王国の法律においては、たとえ心神喪失者であろうと、知的障害者であろうと犯した罪は罪でありそれ相応の罰を受けるべきである。
という考えの下、知的障害者や心神喪失者などもまとめて裁かれる。というよりも、蒼藍族に知的障害者があまり存在しないのがそもそもの原因で有る。
だから、知的障害者を保護しようという概念が非常に薄い。あえて言えばそこら辺は19世紀後半の連邦に概念は近いかもしれない。
そもそも知的障害者とか心神喪失者として生まれてくる子供はほとんど居ない。いたとしても生まれるときに親の希望ですぐ殺されたり､中絶が可能だ。
話を戻して、使いたくなかった手というのは、王族としての身分を使用すること。できる限り一般人として処理したかったけど。
こうも私としてもこの建物を破壊したくなる衝動を抑えるために、仕方ない奥の手を出したというわけで。
でも奥の手出してもそれが通用しない糞警官だったからこれが質悪い。流石に私の堪忍袋に穴が空いた。
「責任者を出しなさい。あなたでは話になりません。」
その警官は自分がそうだと言うが、情報を見てもそんな事書いてない。
『どうしましたか？」
初老の優しげな男性警官がやってきた。
「アルティニアーナは通じますか？」
「アルティニアーナでなくては話せないことなのですね。解りました。」
事情と経緯を説明し身分証を掲示する。様子をうかがっていた警官のうち数人と各課の責任者らしき人、そしてあの優しい人が転けた。
それから初老の警官はどこかに電話をかけている。
「申し訳ありませんでした。お帰り頂いてかまいません。殿下に大変不快な思いをさせてしまったこと…。」
周りがしーんとする。何故か考えて思いついた。
それでアラー。っと思っていたときに、静寂があたりを包む数秒前にあのスケベがまた私の胸に触ってきたのだ。
私はそれに脊髄反射で、肘鉄を打ち込み思いっきり蹴り上げた。
最も受け身を取りにくい体勢になるように。
その後リンさんが迎えに来てくれたんだけど、まだ床に這いつくばって起き上がれない痴漢犯の腹と顔面を、そうは見えないけど思いっきりふんずけて入ってきたから驚いちゃった。

さっきも書いたけど私はドレスを着てオホホなんて嫌らしいマネはしない。仕事じゃない限りドレスは絶対着ない。
これは母譲りらしく、母もドレスは着ない。
さらに母は髪型もツインテールかポニーテールもしくはハーフアップにしていることが多い。
一番多いのはポニーテールだ。
まあ、蒼藍王族の特徴として、女性は胸が大きく髪が長く、また全く長さが変化しないというものがある。
だから、できる髪型も限られるのかも。
じゃあ男性はと訊かれると、蟒蛇で笊な人しか居ないとしか応えられない。
蒼藍王族はかなりアグレッシブでアクティブでポジティブな人が多い。
そんなこんなで、この前初めて「コミケ」というのに行ってきました。「夏コミ」っていうんだっけかな？
私、初めて会場を撮影した写真見て言っちゃったもん。
「どこの証券取引所ですか？」
って。
誰と行ったのかって？そんなの決まってるじゃないですか。母と行ったんです。
混神さんも行きそうなものですが、
混神さんは、3Cが後援しているポニーテール専門即売会と、
東方というゲームシリーズに関する同人即売会にしか興味を示さないので。
この前も、例大祭というイベントがあったらしいのですが、かえって来るなり、
「うにゅいた。うにゅの団体さんが居た。写真撮ってきた。」
ととても興奮している様子。
面白いのは格好や外見に頓着しないつまりアナログな性格な蒼藍王族の中で、
一番デジタルな性格をしているのが混神さんだということ。
とは言っても、混神さんは好きなもの以外にはとんと無頓着な人でおそらく一番デジタルな性格なのは、
機嫌が凄い変わりにくいからと言うのと、テンションで動く性格という事が原因だろう。
あの人は、二進数でいえば0111 1111 1111 1110と圧倒的に1の方が多い人のはずである。
まあ、自分で自分のことを「超弩級前向能天気者」と言ってのけてしまうほど自他ともに認める超お茶らけ能天気な前向きなんだもん。
さて、この後もまだまだいろいろお話ししますが、ここでいったん区切ります。

つづく