こんにちは、こんばんはの人もいるだろうし、おはようの人もいるだろう。ここはひとつ、まとめてども。志賀寺数馬です。これを描いてるやつが、テレビを
見ながら、話を練っていたら、ちょうど、「シガテラ中毒」なんちゅうもんが出てきたおかげで、こんな苗字になちまった。
さて、関係ない話はこれくらいにしまして、早いもので、もうこの話も 4話目です。ここで、この物語の少し詳しい説明を。
この物語は、今皆様が生きている時代よりもさらにあと西暦が終わった世界の地球から、何億光年も離れた皆様からしてみれば未知の世界にも地球と同じような
国家があると仮定して創られた物語、L.Cと同じ世界観で繰り広げられる話です。しかし、主人公である俺には、L.Cの主人公である、蒼藍王国国王の遥夢
陛下のような、能力はありません。一人の人間でしかないのです。ですが、その人間であるおかげで、神々のみが住むといわれる、蒼藍王国周辺の実情を外から
傍観することが可能だと思っています。こういうと、何となく物々しいですが、簡潔にいえば、主人公と語り手が同じで、主人公がL.Cと違う、L.Cのよう
な物語ということです。
俺の幼馴染、五十嵐玖美。彼女はもともとは、おれの後に越してくる設定でした。しかし、それでは、出会いがあまり面白くないのではと考えあのような形に
なりました。
L.Cシリーズとは別の観点からということもあり、同シリーズにおいての主人公である、蒼藍王国の遥夢さんとリンさんは、当初の設定に基づいた、描写が
なされています。また、L.Cにおいては、蒼藍王国藍蒼市や、日本連邦長京市を全体的に描写しました。しかしこの物語は蒼藍王国の隣国、ラルト王国のアリ
ス市を全体的に描写します。
では、ここから、本編です。
「リ、レインゲル、サニフェルソルデストシンルド。」
何やらあわてた様子で、ラルト王国王リュイ陛下から、こんな内容の電話がかかってきた。
わからないから、本社につないだら、グループの会長室につながれて、そこから、LLCの統括議長室につながれた。あの電話の内容を伝えたら、玄関で待つよ
うに言われたうえ、陛下が到着次第、アリス中央駅の101番線ホームに行くよう言われた。
そして、玄関に社用車を回して待っていると、携帯に着信が入る。
『アリスセントラル12番線国内線でRQに飛んでください。そこに車を回しておきます。胸に緑のLSNロゴと、コイルスロゴの2つのバッジをつけた黒服が
いるはずですので、その者たちの指示に従ってください。いない場合は、タクシーを拾って、空軍基地へ行ってください。』
そうこうしているうちに陛下が到着した。着衣が乱れているうえにところどころ、破けている個所もある。
あわてて、社用車に乗せて出発した。玖美が、気を利かせて用意した、変装用の服が役に立ったようだ。
今は教科書でしか見ない地球上における、アメリカ軍の国際展開。それと同じようなことが星間単位で起きている。
先の大戦により、多くの国が、日本のように、軍の廃止を宣言した。しかし、いまだに強大な軍事力で持って虎視眈々と領有域拡大を狙う小国も少なくない。そ
れを防ぐため、軍を持たない国々は、世界最大規模、最強、最高水準の技術を誇る、蒼藍王国軍の国際展開を誘致した。
展開した艦隊の艦級名は統一されているものの艦名は展開先の国の言語で付けられている。そのうち、わずか5隻しか展開していない艦級がある。
旗
艦専用として制作された、巨艦、リールシェル級である。その内一号艦は、半除籍手続きを受け二重戸籍として、王宮にも籍を置く、王国軍の統括艦である。二
隻目がカルラ、カルティナ駐屯地に籍を置く国内統括艦である。三隻目が長門、史実に残る旧日本軍戦艦長門のデータをもとに兵装を変更している。今、王国南
官庁から公開されているのはここまでだ。
レッドクイーンという、この街にあるのが、蒼藍王国軍レッドクイーン駐屯地である。リーシェル級の4番艦が配備されているのもここである。おれたちは最初
そこにあるのを4番艦だと思っていた。しかし、色がおかしい。
あの女性が下りてくる。
吸い込まれそうなほどに濃い黒の巨体を静かに美しく優雅に横たえる巨艦を後ろにこれまた美しい、黒髪の女性が近づいてくる。陛下と何やら話をされた後、お
れたちも陛下とともに巨艦に乗ることとなった。
「玉京への時空変換準備。」
「ディメンションエンコーダー起動。座標設定完了しました。」
「重力加速レンズ起動しました。」
目の前のディスプレイがホワイトアウトする。
ついたのは、魔導界と呼ばれる世界にある、蒼玉宗国の首都、玉京
「何が起きたのですか?」
「レインゲル、サニフェルソルデストシンルド。」
「…リンお願いします。」
遥夢さんが後ろに控えるリンさんにバトンを託す。
「主上はアライスターナは苦手でしたか?」
アライスターナは、アリス地域の特有言語で、今のラルト語の起源の一つといわれている言語らしい。ちなみに、蒼藍王国の古語は、アルティニアーナと呼ば
れ、訛りまくって、今の蒼藍語になったらしい。
「アライスターナの存在は知っていましたが、初めて聞きました。」
「…サン、ファンダンス、サンスタンロンフェンバグリス?」
これ以降は俺が理解できなかったので省略した。
ま
あ、簡潔な内容は、国民には正式に発表されてはいないものの、国外からやってきた何者かにより、アリス宮が、占拠され、陛下は、蒼藍王国の出先機関であ
る、大使館を無視して、直接蒼藍王国国王につながる可能性の高いLLCに連絡してきたというわけで、それによって、ここまで逃げてこれたというわけで、ラ
ルト王国民には緊急事態が宣言され、蒼藍王国軍が、船団を組み、蒼藍王国本国へと避難させている。らしい。
「ショックで、アライスターナしか話せないようです。ですが、認識なら、可能ですので。」
高見から玉座に座り、床で、呆ける陛下を見下ろす、遥夢陛下。
「そうですか。ん?数馬、…そうですねぇ。蒼藍宮で待機を命じます。」
そういわれた。そこで、前回の続きを話すことにしよう。
『御
利用ありがとうございます。当列車はまもなく、藍蒼中央に到着いたします。特別特急本線、狸天・アルトマーレ方面、特別特急コレイリア・フェリス線、蒼藍
王国鉄道国内線、藍蒼高度大量輸送公団線はお乗り換えです。このたびはLSN-LTR特別特急ルナハ6963号コレイリア84号を御利用いただきありがと
うございました。』
LTR恒例の、コンパートメント別放送が行われ、列車の速度が落ちていく。然し、駅のホームに入ったときはまだ、景色が流れていく。そんな状態だった。
しかし、玖美がいない。俺と同じコンパートメントで、3時間前に図書館車両にいくと言ったきり戻ってきていない。ほかの部屋にいる友人たちに聞いてもい
ないと答えが返ってくる。
『お客さまどうなさいました?』
インターホンで、列車長室に、連絡し、事情を話すと。
『畏まりました、藍蒼中央停車時間を90分延長します。それから、神宮総合中央司令センターへ藍蒼中央駅の検問強化と、閉鎖を要請します。お客さまはお降
りになりましたホームの最寄りの待合室にてお待ちください。駅員が応対いたします。』
駅の待合室で、椅子に座り、駅員が用意してくれた、コーヒーを飲んでいると、青緑を基調とした、スーツにベレー帽という出で立ちの女性がやってきた。
「蒼藍星間連邦王国宇宙軍王族近衛局第32国王身辺警護小隊中佐セイン・ベルンファルトです。」
自己紹介を終えると、その女性は、俺のそばにやって来た。そして、俺に声をかけようと口を開いたときだった。
「よう姉ちゃん、何にする?」
待合室に併設された立ち食いうどんの店、そこの店主らしき男が、声をかけてきたのだ。
「私は、何もいりません。」
「セル・メルスト・ランギェル・サングフェル。」
その場の視線が、その声の方に集中し、セインと名乗る女性が硬直する。
「そ、そそそ、総総督長!なぜ、こちらに?」
「なぜって、そこに総括参謀長が居るからに決まっているでしょう。」
蒼藍王国の軍隊は総帥、総帥参謀、総括参謀長、総総督長、総督長、総督、提督長、提督、将長と言う階級が、大将の上に存在し、総総督長以上と一部の総督長
は王国主師が占めている。らしい。
あの後、俺たちは、王国軍に玖美と最後に別れた時間などを問われた。
それから、4時間ほど、あのLSNの会長室で、待たされた。
「アイフをする覚悟はありますか?」
「アイフ?」
「A.I.Fでアイフです。」
その後の話によると、どうやら、玖美は完全に基本的欲望に任せた拉致にあったらしい。(実際には青少年の精神衛生教育上非常によろしくない表現になりかね
ないため変更しました。)
翌日も、全力で警察が、捜索を続けたが、見つからないらしい。
その更に翌日訓練のために神宮山に上った近衛兵が、ぼろぼろになった布きれをかろうじて身に着けた玖美を見つけて、一番近い、屯所に運び込み、宮内省に連
絡した。
その後犯人が捕まったが、国王の前に引き出されたとき、死んだ方がましだと思うほど、王相補にぶん殴られ、漫画で、蜂に刺されたキャラクターのようになっ
ていた。本当にいい気味である。
これが、後々、暗い影を彼女に投げかけることになるが、この話はもう引っ張らない。
俺たちが、待機となって10時間が経過した。
「失礼いたします。」
そう言って入ってきた、リンさんに連れられ大きな広間に入った。
「ダンプティを今回の作戦の旗艦とします。」
「ダンプティ?」
「貴方も知っていますよね。リールシェル、カルラ、長門と言う3隻の超巨艦を。その巨艦の艦級リールシェル級の第4番艦です。ラルト王国の州名が、偶然に
も、不思議の国のアリスの登場キャラクターと一致しているのはご存じですよね。」
そこで、やっとみな合点がいったらしい。
「ハンプティ・ダンプティか。」
「ええ。」
リンさんが陛下から聞き出した話しはかなり、細かすぎて話すのに2時間ぐらいかかるので、軽くまとめると、いきなり、何かよく分らない集団が王宮に乗り込
んできて占拠してしまったと言うことだった。
「それから、五番艦の名前は、キグナスです。」
「フェナス配備ですね。」
「総旗艦は最大10隻が王国法に定められた限界です。」
「でもねぇ。リンクリス級の建造始まったから、もう一隻増えるよ。」
混神さんがそう言うので質問をすると、
「リールシェルが蒼藍王国国内統括で、一番艦、でカルラが二番艦。で一個増えて、六番艦が、東方統括のコエル、コレイリア配
備。」
ラルト王国王都アリス
アリス宮北壁
「ここから入るのか。窓まで30mは有るぞ。」
「30?そんな低いとこから入ると誰が言いました?」
「え?」
「リュイ、玉座は…125.63!」
『125.63座標固定完了。』
リンさんが静かに狙いを定め、整流砲を放つ。
衝撃波が俺たちを襲い、俺と玖美はひっくり返った。
そのまま俺は、混神さん。玖美は涼子さんに抱えられて、アリス宮の中に入った。
「あうぇdrfvtびゅんみ、お。p?あsxdcfvgbhんjmk、l。あzsxdcvfbghんjmk。」
何を言っているのか分からない。
「死にたくなかったら、耳を塞げ。」
混神さんの大声が響く。
直後、低いとも高いとも付かない声が響き、目の前の男達が持つ銃が爆散する。
少し間を開けて、王国軍が、なだれ込む。
首領格の男の顔をリンさんがつかみ、高々と持ち上げる。
「ローディア、フェル、エクスポーショナリアナ。」
混神さんの指示に従い、りんさんが男の顔をつかむ手に力を入れる。痛みに、男はりんさんの腕をつかみがすぐに放した。そのすぐ後にリンさんの腕が光り始め
る。
「情報を抜き取ったら、もう貴様は用済みじゃ、リュイ陛下、こちらでは、このようなものはどうするのですか?」
「公開処刑ですね。」
未だに、公開処刑を行えるのが王の権限が強い蒼藍王国同盟王国だ。
[人間の倫理観を超える倫理観の元で繰り広げられる光景が存在する設定ですので描写は控えさせていただきます]
あれから2千年が経った。日本にいたときのクラスメイトの半数の訃報も今では懐かしい。
これからもしっかりとこのアリスで支社長を続けていきたいと思う。
続く
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